村上海賊の娘の里に行って来ました。 [旅行]
我が等身似庵は因島。しまなみ海道にあります。
四国に向かう最終の島大島に行ってきた。
まず訪れたのは、村上水軍博物館
村上水軍の城跡や系図や武器などいっぱい展示。
昔は城山三郎の小説「秀吉と武吉」
最近は「村上海賊の娘」を読んだので
安宅船や小早船や砲弾(名前忘れた)など興味深かった。
その向かいに潮流体験の発着場(波止場)がある。
村上海賊の娘の作家「和田竜」さんも訪れたらしく
昇りのほかに写真やサインも展示されていた。
流石「本屋大賞」インパクト強い。
娘の里の島、海賊の島はどう???
前回来た時、潮流体験の船に乗った。
その時の船からの能島の写真。
極ちっちゃい島です。ここがあの強い能島村上の城??
その時船から撮った潮流の写真。
そりゃそりゃ潮の干満の流れの速さ、海賊じゃないと船は操れない。
この2枚の写真は2年前のもの。
今回は海からでなく山から攻めよう。
カレイ山というところに展望台がある。
頂上からの景色は大島の大橋の写真。
この海峡は狭いね~~~、流れも速いはずや。
天気は今1歩なれど、しっとり綺麗。
頂上から能島は右手で木の陰で見えない。
見えたのは小さい島の灯台。
今は灯台、活躍しているのか?
昔は流れもきついし、灯台の光を頼りに航行していたのか?
村上海賊の時代には灯台などありやしない。人力オンリー。
頂上から少し下ったところに「カレイ山展望台」。
そこからは橋も含めて全貌が見渡せた。そのパノラマビュー。
左手の4つある島の手前の2つが能島村上の城跡。
ムっちゃ小さいと言うしかない。
ここから瀬戸内海の安全を守ってたという。??
左が能島、右が鯛埼島。当時は橋が架かってたとか。
ここから通行税を巻き上げるか?襲うかしていた。海賊やから。
写真の中央、こんな船なんか、すぐに襲って戦利品をかすめる。
そんな活躍をしていた村上海賊の娘「景(きょう)」
会ってみたい。武吉にも景親にも。
カレイ山から望遠で撮った能島の先端の潮流。
こんな展望台からも望めます。
更に望遠
ここのすぐ横を潮流体験で船が走ります。
結構な迫力でした。
大潮の時の潮流は漕げないかも、
潮の癖を知らないとね。緩慢で流れが逆に変わるからね。
変わる時だけ凪状態、それが終わった直後の潮流はエグイ。
そうそう忘れていたが、
村上海賊は水軍というべきか!
因島村上、来島村上、能島村上の連合。
古くは源平、南北朝、織田信長、豊臣秀吉
最後は毛利に仕えたが
歴史の真っただ中で活躍したのです。歴史を肌で感じた。
最後の1枚
カレイ山の展望台から振り向いた景色。
瀬戸内海の大島は海からすぐ山。
こんな島でなく、
見るからに小さい無防備な小島が本拠地だっとは・・・
攻撃的にならざるを得ない!
次は来島海峡展望の山に。