世界最古の庶民のための公立学校「閑谷学校」 [旅行]

岡山藩主池田光政創建の閑谷学校に行ってきた。

0903-01-sizu.jpg

8月31日夏休みの最終日

岡山備前の山奥、本当に静かです。

駐車場から

0903-02-sizu.jpg

パノラマ撮影。

長い塀に囲まれた備前焼の屋根が広がる。

0903-03-sizu.jpg

校門(鶴鳴門)立派な門です。

正面にあって、奥の聖廟と結ばれる。

普段は全く開きません。孔子さんと天皇家のみの門。

0903-04-sizu.jpg

受け付けは右手にあって

そこから閑谷学校を望む

0903-05-sizu.jpg

こっちの門は公門

どうも藩主様の出入り門

0903-06-sizu.jpg

外から鶴鳴門と公門

その間、いやいや、学校を囲む石塀が立派過ぎる。

0903-07-sizu.jpg

なんと学校全体の765mに及ぶ石塀

講堂に遅れること28年、1701年構築から300年以上も

全く崩れない石塀。

当代きっての石塔細工師として評価の高かった河内屋治兵衛を大阪から岡山に招聘

素晴らしいの一言

0903-08-sizu.jpg

中に入って静観さと重厚さうまくマッチした景色は落ち着きます。

入って右手の閑谷神社。

創始者池田光政公を祀る神社

「芳烈祀(し)」とも呼ばれる。

0903-09-sizu.jpg

講堂から受付の方向を望む。

緑が暑いのに涼しさを運ぶ感じ。

0903-10-sizu.jpg

この木の向こうに聖廟(孔子像安置)がある。

この木は楷の木、2本は300歳以上、紅葉が見事らしい。

11月11日前後が見頃と教えてくれた。

聖廟の孔子像は見事らしく、年に3日ほどしか公開しない。

0903-12-sizu.jpg

国宝「閑谷学校の講堂」

外観は入り母屋造り、火灯窓と備前焼の屋根が見事

0903-11-sizu.jpg

1673年完成時は茅葺き、その後備前焼に葺き替え。
凄い数の瓦、重さも半端な良し、揺るがない。
0903-13-sizu.jpg
湿気が残らないように空気入れなど工夫が随所に施される。
漆で囲って材木の腐敗を防いだりして現在から未来に続く。
0903-14-sizu.jpg
火灯窓から室内を見る。
0903-15-sizu.jpg
10本の欅の丸柱で支えられている。
全く曲がってないし、床も綺麗に磨かれているし
ネルでバックしながら拭き掃除とか
ボランティアさんの説明に感心しきり!
0903-16-sizu.jpg
閑谷学校の奥にある資料館も拝見
0903-16-sizu.jpg
徳川時代前期の池田藩の資料が並ぶ。
0903-17-sizu.jpg
資料館の2階から外を見る。
昔の校舎跡。建物の色がピンクが良い。
ピンクハウスにも涼しい風が入ってくる。
8月最後の日
「日本遺産第一号の閑谷学校」今も昔の息吹を感じました。



nice!(43)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。