しまなみ海道大島の亀老山からの景色。 [旅行]

9月1日曇天、時々雨

愛媛県、大島のカレイ山の次は亀老山

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絶対外せない亀老山から瀬戸内海の眺め。

尾道から向島・因島・生口島・大三島・伯方島そして大島

四国が見える海域です。

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山頂から東を望むと大いに広い。

ここから左に進むと狭い海峡が能島村上の本拠地。

海賊様の活躍の場です。

瀬戸内海なのに結構海原が続いている。

さ~今治方面に目を向ける。

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来島海峡、雄大です。
この橋の先が今治です。来島村上の拠点
点々と続く島に橋が架かっています。
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この日が曇天、時々雨。
ここからの夕日は最高なのに。
亀老山はTVコマーシャルにもなっている。
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サイクリングでぜ~ぜ~追いかけてくる。
何のコマーシャルか忘れたけど。
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天気が残念だったけど
同行のみんなはしんのりと良い風情と称賛してくれた。
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良い天気を想像するのもよし、
この水墨のような寂の効いた風情を楽しむのも良し。
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山頂から海を眼下に見下ろす。
岩しかない小島に灯台?
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うん!まぎれもなく灯台ですね。
現役で今も活躍しているのか?
樹木?がない島は島と認められるのか?
ま~ここは領土問題とは無関係!

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村上海賊の娘の里に行って来ました。 [旅行]

我が等身似庵は因島。しまなみ海道にあります。

四国に向かう最終の島大島に行ってきた。

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まず訪れたのは、村上水軍博物館

村上水軍の城跡や系図や武器などいっぱい展示。

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昔は城山三郎の小説「秀吉と武吉」

最近は「村上海賊の娘」を読んだので

安宅船や小早船や砲弾(名前忘れた)など興味深かった。

その向かいに潮流体験の発着場(波止場)がある。

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村上海賊の娘の作家「和田竜」さんも訪れたらしく

昇りのほかに写真やサインも展示されていた。

流石「本屋大賞」インパクト強い。

娘の里の島、海賊の島はどう???

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前回来た時、潮流体験の船に乗った。

その時の船からの能島の写真。

極ちっちゃい島です。ここがあの強い能島村上の城??

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その時船から撮った潮流の写真。

そりゃそりゃ潮の干満の流れの速さ、海賊じゃないと船は操れない。

この2枚の写真は2年前のもの。

今回は海からでなく山から攻めよう。

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カレイ山というところに展望台がある。

頂上からの景色は大島の大橋の写真。

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この海峡は狭いね~~~、流れも速いはずや。

天気は今1歩なれど、しっとり綺麗。

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頂上から能島は右手で木の陰で見えない。

見えたのは小さい島の灯台。

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今は灯台、活躍しているのか?

昔は流れもきついし、灯台の光を頼りに航行していたのか?

村上海賊の時代には灯台などありやしない。人力オンリー。

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頂上から少し下ったところに「カレイ山展望台」。

そこからは橋も含めて全貌が見渡せた。そのパノラマビュー。

左手の4つある島の手前の2つが能島村上の城跡。

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ムっちゃ小さいと言うしかない。

ここから瀬戸内海の安全を守ってたという。??

左が能島、右が鯛埼島。当時は橋が架かってたとか。

ここから通行税を巻き上げるか?襲うかしていた。海賊やから。

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写真の中央、こんな船なんか、すぐに襲って戦利品をかすめる。

そんな活躍をしていた村上海賊の娘「景(きょう)」

会ってみたい。武吉にも景親にも。

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カレイ山から望遠で撮った能島の先端の潮流。

こんな展望台からも望めます。

更に望遠

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ここのすぐ横を潮流体験で船が走ります。

結構な迫力でした。

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大潮の時の潮流は漕げないかも、

潮の癖を知らないとね。緩慢で流れが逆に変わるからね。

変わる時だけ凪状態、それが終わった直後の潮流はエグイ。


そうそう忘れていたが、

村上海賊は水軍というべきか!

因島村上、来島村上、能島村上の連合。

古くは源平、南北朝、織田信長、豊臣秀吉

最後は毛利に仕えたが

歴史の真っただ中で活躍したのです。歴史を肌で感じた。

最後の1枚

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カレイ山の展望台から振り向いた景色。

瀬戸内海の大島は海からすぐ山。

こんな島でなく、

見るからに小さい無防備な小島が本拠地だっとは・・・

攻撃的にならざるを得ない!

次は来島海峡展望の山に。


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等身似庵で瀬戸内海を食べ尽くす。 [グルメ]

友人と瀬戸内海のわが故郷にツアー組む。

年に1回の定例ツアーはグルメ捨てがたし。

絶対食したい地産地消、瀬戸内海の魚

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男3人なので見た目は重視せず、味ですね、味。

大胆料理の数々を・・・・ご堪能。

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地元の一色鮮魚店で生簀からすくい上げてその場で捌く。

あこうです。鮮魚店からして大胆。

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40㎝はあるかな?

店の人がすくい上げてセメンの上で血抜きする。

手に入りませんよ、こんな大きいのは!普通は料亭に一直線。

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料理屋に貼っていた赤穂の写真(ポスター)。

「幻の高級魚あこうに悶絶」と書いている。

実際口にするとシコシコで噛むほどに甘みが出てくる。

美味~~~い!と悶絶した。

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もう1点ゲットしたのが瀬戸内海のワタリガニ。

これまた大きいのが食べやすくて美味い。

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茹でません、蒸します。その方が甘みがキープされる。

鍋に入りません、お店で半分にしてもらって鍋に投入。

味付け何もしません、ただ蒸すだけ。

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甲羅は硬くて2つになりません。

大きさを感じるためですが、ビールの缶と比べてみてください。

端から端で20㎝は下らない。

これも食べやすくて甘みがあります。

さらっと甘い、つるっと身が取れる。

以上海産物

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お酒も飲みたいのでちょこっと油っけが欲しい。

鶏のから揚げ、定番です。

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漬物の代わりにきゅうりを叩いて

塩昆布のクラコンとごま油で和えました。

定番的に美味い。

これらで飲むや、しゃべるわ、の一晩でした。

そうそう、あこうのお吸い物、絶品でした。

ついでの情報

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我々のツアーが因島なので、ドライブしてみるとそこにある

万田酵素の工場見学をしてみたい。

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びっくりするぐらい綺麗にしています。

工場見学は1時からというのでショールームみたいなところに突入。

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大きな大根が出来たりする農場なのに綺麗すぎ!

スマートなショールーム。

農薬以外も化粧品やサプリのような物産を展示即売。

喫茶店も常設

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連れの二人は普段万田酵素の農薬使ってる。

手に取っては結構高いと言いながら、

生産工場まで来たのに値段が同じ??なのか~~~!

悪くすればで買った方が安いこともある。

そういったコメントを聞きながら

瀬戸内海村上海賊ツアーに出発~~~っ。

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世界最古の庶民のための公立学校「閑谷学校」 [旅行]

岡山藩主池田光政創建の閑谷学校に行ってきた。

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8月31日夏休みの最終日

岡山備前の山奥、本当に静かです。

駐車場から

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パノラマ撮影。

長い塀に囲まれた備前焼の屋根が広がる。

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校門(鶴鳴門)立派な門です。

正面にあって、奥の聖廟と結ばれる。

普段は全く開きません。孔子さんと天皇家のみの門。

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受け付けは右手にあって

そこから閑谷学校を望む

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こっちの門は公門

どうも藩主様の出入り門

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外から鶴鳴門と公門

その間、いやいや、学校を囲む石塀が立派過ぎる。

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なんと学校全体の765mに及ぶ石塀

講堂に遅れること28年、1701年構築から300年以上も

全く崩れない石塀。

当代きっての石塔細工師として評価の高かった河内屋治兵衛を大阪から岡山に招聘

素晴らしいの一言

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中に入って静観さと重厚さうまくマッチした景色は落ち着きます。

入って右手の閑谷神社。

創始者池田光政公を祀る神社

「芳烈祀(し)」とも呼ばれる。

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講堂から受付の方向を望む。

緑が暑いのに涼しさを運ぶ感じ。

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この木の向こうに聖廟(孔子像安置)がある。

この木は楷の木、2本は300歳以上、紅葉が見事らしい。

11月11日前後が見頃と教えてくれた。

聖廟の孔子像は見事らしく、年に3日ほどしか公開しない。

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国宝「閑谷学校の講堂」

外観は入り母屋造り、火灯窓と備前焼の屋根が見事

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1673年完成時は茅葺き、その後備前焼に葺き替え。
凄い数の瓦、重さも半端な良し、揺るがない。
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湿気が残らないように空気入れなど工夫が随所に施される。
漆で囲って材木の腐敗を防いだりして現在から未来に続く。
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火灯窓から室内を見る。
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10本の欅の丸柱で支えられている。
全く曲がってないし、床も綺麗に磨かれているし
ネルでバックしながら拭き掃除とか
ボランティアさんの説明に感心しきり!
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閑谷学校の奥にある資料館も拝見
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徳川時代前期の池田藩の資料が並ぶ。
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資料館の2階から外を見る。
昔の校舎跡。建物の色がピンクが良い。
ピンクハウスにも涼しい風が入ってくる。
8月最後の日
「日本遺産第一号の閑谷学校」今も昔の息吹を感じました。



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