河内長野の歴史の宝庫「天野山金剛寺」文化財紹介 [河内長野散歩]

天野山金剛寺の金堂や楼門に掛かる桜を鑑賞した後

女人高野・天野行宮の文化財を見よう

0405-01-kongo3.jpg

カエル君の待ち受ける客殿から入ろう

0405-02-kongo3.jpg

建物から垣間見える庭、期待しよう。

0405-03-kongo3.jpg

どう見ても枯山水、広い立派。

0405-04-kongo3.jpg

奥の茶室前のお庭もあった。

池があるので枯山水ではないだろうが似ている。

0405-05-kongo3.jpg

杉苔が一面に覆いつくす。

0405-07-kongo3.jpg

鶴島・亀島・枯れ龍などを配す室町時代の創建。

0405-06-kongo3.jpg

江戸期には庭師雪舟流の家元谷千流改装。

草行山水自然形の庭園。

0405-08-kongo3.jpg

部屋から廊下を通してみるお庭。

昔の人は風流に楽しんだことだろう。

0405-09-kongo3.jpg

そんな訳なのか?手水場の水出どころ

「竹一本で流を表現」粋!

0405-10-kongo3.jpg

奥殿に差し掛かるところに石の標識、読める?

北朝光厳天皇行在所と書かれてる。

0405-11-kongo3.jpg

入ればわかる、ふすま一面菊の御紋

しかもなんと、北朝の天皇?

別に摩尼院があって南朝の天皇がいたんでしょ!

そう、後村上天皇他・・・

0405-16-kongo3.jpg

来kには北朝の三天皇と一皇太子がおわしました。

4年間も、奇しくも南北朝天皇の同居です。

0405-17-kongo3.jpg

ず~~~っと奥の間が天皇さんの間

0405-18-kongo3.jpg

恐れ多くも近づけない。

すだれが降りる場合もあるのか?

0405-14-kongo3.jpg

奥のお庭もすぐ塀があるが綺麗である。

枝垂れ桜が綺麗。

聞くところによると幽閉されていたとも!

楠木正成の仕業か?後醍醐天皇か?

0405-15-kongo3.jpg

そう思うと枝垂れ桜が寂しげでもある。

この白い塀の向こうには南朝の

後村上天皇がおわしますぞ。

0405-12-kongo3.jpg

廊下にで~んと備前焼の酒壺

銘酒「僧坊酒天野酒」の壺。献上酒である。

信長、秀吉、家康からの礼状も残っている。

0405-13-kongo3.jpg

廊下の板のふすまにはさりげなくこんな絵も!

可愛らしいがいつの時代の絵?

そんな建物を楽しんで宝物殿に進む。

写禁である。

0405-19-kongo3.jpg

部屋の外からなら良いか~~と撮ってみた。

これらの仏像や百人一首が陳列。

0405-20-kongo3.jpg

この黒いのは明王かな?

0405-21-kongo3.jpg

如来さんもおわします。

多分金剛寺のこと「大日如来」と思われるが。

ここには国宝4点重要文化財37点

ご存知国宝の3尊像

0405-22-kongo3.jpg

中央・国宝「木造大日如来坐像」平安時代 313.5㎝

左・国宝「木造降三明王坐像」鎌倉時代 220.9㎝

右・国宝「木造不動明王座像」鎌倉時代 207.5㎝

3体で1つの国宝と数えます。

0405-23-kongo3.jpg

国宝「日月山水図」屏風 六曲一双:右室町時代

これはまだ見ていない。

0405-24-kongo3.jpg

このほかにも国宝「延喜式」三巻や楠木正成自筆書状

などなど

文化財満載の天野山金剛寺でした。

河内長野には観心寺も延命寺も名刹国宝

もっとたくさんの人に見てもらわねば。

nice!(49)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

nice! 49

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。